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コラム

印刷技法と印刷単価

印刷物制作の最終工程である印刷に関するお話です。

一般的に商業印刷でよく利用されている印刷技術には「オフセット印刷」と「デジタル印刷(オンデマンド印刷)」があります。それぞれにメリット、デメリットがありますので、用途により使い分けています

オフセット印刷

商業印刷において、最も標準的な印刷技法です。
フルカラー表現には4色(シアン:青、マゼンダ:赤、イエロー:黃、ブラック:黒)のインキが重なり合ってフルカラーを表現します。1色につき、1つの判が必要となるため、後記のデジタル印刷より初期費用と時間がかかります。

オフセット印刷のメリット

  • 大量印刷に適している(部数が多いほど単価が下がる)
  • 仕上がりがきれい(文字や写真の輪郭がシャープ)

オフセット印刷のデメリット

  • 版の制作費がかかるため少部数では割高
  • 上と同じ理由で納期がかかる

デジタル印刷(オンデマンド印刷)

オンデマンド印刷という呼び名の方が一般的かもしれません。「オンデマンド=需要に即して。要求に応じて」言葉の意味から連想できるように、小部数で短納期に適した印刷技法です。
みなさんが会社などで使用しているカラーレーザーやインクジェットプリンターの高精度版とイメージされるとわかりやすいと思います。
版を作る必要がないため、初期費用はオフセット印刷に比べ、安価ですぐに印刷を開始できます。何を印刷するかによりますが、100部以下で、とにかく急いでいるときにはデジタル印刷が適しています。

デジタル印刷のメリット

  • 小部数(目安として100部以下)での価格が安い
  • 納期が早い

デジタル印刷のデメリット

オフセット印刷に比べて、仕上がり品質が落ちる(文字などの輪郭が荒い。特色印刷ができない など)
※デジタル印刷技術は日々進化しており、近い将来オフセット印刷の品質に並ぶのではないでしょうか。

印刷単価について

大量印刷に適しているオフセット印刷を利用する場合は、部数違いの見積りを数種類とることをおすすめします。
500部、1000部単位の違いで、一部の単価が随分変わることがあります。
ただし、安くなるからといって一度に大量に印刷してしまうと、カタログ、冊子など厚みがあるものはそれなりの保管スペースが必要となりますので、事前にどのくらいの保管スペースが必要なのかをご確認ください。

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