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コラム
ホームページ修正後の確認で注意すること
ホームページの修正後に確認をしたのだけど元のままで修正されていない!またはレイアウトが崩れてしまった!という経験はありませんか?
その原因は「キャッシュ(cache)」かもしれません。
その原因は「キャッシュ(cache)」かもしれません。
キャッシュとは(ざっくり解説)
キャッシュ(cache/日本語訳:隠し場、貯蔵所)とは、一度読み込んだホームページのデータをパソコンに一時的に保管しておくことで、次回同じページを見たときに、より早く表示できるようにする機能です。
ホームページ閲覧時のデータの流れ
初見のホームページにアクセスした場合
パソコンはホームページのデータをサーバーから読み込みパソコンに表示します。(一度読み込んだデータはパソコンのキャッシュに一時保存されます)

同じホームページを再見した場合
同じホームページにアクセスした場合、パソコンはキャッシュに一時保存されたデータを表示させます。
その主な理由はサーバーからのデータ読み込みを省略することでページの表示速度を高めるためです。
その主な理由はサーバーからのデータ読み込みを省略することでページの表示速度を高めるためです。

ここで冒頭の不具合が発生します。
サーバーのホームページデータは更新されているのにパソコンに表示されるデータとの不一致が生じます。
サーバーのホームページデータは更新されているのにパソコンに表示されるデータとの不一致が生じます。

解決方法
解決方法は簡単です。パソコンにサーバーの最新データを再読み込みさせることで不一致が解消されます。

データの再読み込み方法(パソコンの場合)
強制再読み込みさせるためのキーボードショートカットをご紹介
Windows
Google Chrome
Microsoft Edge
Microsoft Edge
「Ctrl」+「F5」
Mac
Google Chrome
「⌘Comand」+「shift」+「R」
Safari
「shift」+「ブラウザの更新ボタン」

safari更新ボタン
さいごに
ここで「自分は再読み込みで最新のデータを見られたけれど、一般のユーザーには正しく表示されているのだろうか?」と疑問に思う方もいるかもしれません。しかし、キャッシュはあくまでも一時的にデータを保存する仕組みです。一定時間が経過すれば自動的に最新データが読み込まれるようになっているので、特別な操作をしなくてもユーザーには正しい情報が表示されますので、ご安心ください。
Possted by
野澤 亮介

浜松職業能力開発短期大学校/産業デザイン科卒業後、印刷物制作を中心としたデザイン事務所に勤務。デザイン未経験の私にデザインの基礎を教えていただき、その経験は今でも活かされています。その後、WEBシステム会社にてWEBデザイナーとして従事後に2010年八十八デザイン事務所設立