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コラム
画像からホームページ表示データへの変換作業(コーディングとは)
ホームページのデザイン案が完成した段階では、それはまだ一枚の画像データにすぎません。
たとえば、デザイン上に「詳しくはこちら」と書かれたボタンがあっても、画像の状態ではそれをクリックして別のページに移動することはできません。なぜなら、その段階では見た目だけの「絵」であり、ホームページとしての機能を持っていないからです。
たとえば、デザイン上に「詳しくはこちら」と書かれたボタンがあっても、画像の状態ではそれをクリックして別のページに移動することはできません。なぜなら、その段階では見た目だけの「絵」であり、ホームページとしての機能を持っていないからです。
画像データ

あくまで画像データのため、クリックしても反応や動作は一切ありません。
ここで登場するのが「コーディング(Coding)」です。
コーディングとは、このデザイン案をもとに、Webブラウザ(Chrome、Safari、Edgeなど)が理解できる「言語(コード)」を使って、実際に動作するホームページへと作り上げていく作業のことです。
先程の例で言えば、デザイン上の「詳しくはこちら」というボタンも、コーディングを施すことで、初めて「クリックできるリンクボタン」として機能するようになります。
コーディングとは、このデザイン案をもとに、Webブラウザ(Chrome、Safari、Edgeなど)が理解できる「言語(コード)」を使って、実際に動作するホームページへと作り上げていく作業のことです。
先程の例で言えば、デザイン上の「詳しくはこちら」というボタンも、コーディングを施すことで、初めて「クリックできるリンクボタン」として機能するようになります。
コーディングを施したデータ
コーディングによって、リンクの設定はもちろん、ボタンにマウスカーソルを重ねた際のアニメーションなどが可能になります。
もちろん、ボタンだけでなく、ホームページのすべての要素にこのコーディングの作業が必要です。
文字や画像の表示はもちろん、動画の再生、さらにパソコンやスマートフォンなど閲覧する端末に応じたレイアウトの最適化もコーディングによって実現されます。
文字や画像の表示はもちろん、動画の再生、さらにパソコンやスマートフォンなど閲覧する端末に応じたレイアウトの最適化もコーディングによって実現されます。
Possted by
野澤 亮介

浜松職業能力開発短期大学校/産業デザイン科卒業後、印刷物制作を中心としたデザイン事務所に勤務。デザイン未経験の私にデザインの基礎を教えていただき、その経験は今でも活かされています。その後、WEBシステム会社にてWEBデザイナーとして従事後に2010年八十八デザイン事務所設立